「菊水の井戸」は、岡山県総社市長良にある“長良東谷公会堂“の前にあります。
駐車場は有りませんが、皆さん邪魔にならない所に車を停めて水を汲んでいらっしゃいます。
井戸の横には、蛇口が設けられており、どなたでも自由に「菊水の井戸」の水を汲むことができます。
「菊水の井戸」の利用料は無料です。
水汲み場を維持・保全していくためにお志程度のご寄付をお願いできればと思います。
櫓の柱にステンレス製の募金箱がございます。
ご協力をお願いいたします。
岡山自動車道の総社インターから180号線総社方面、北方向に約500mほどの場所に入口の標識があります。
アクセスの地図をご覧ください。
伏見天皇の即位にあたって大嘗会の時に詠まれた「菊の下水」はこの井戸であると伝えられています。
また、足守藩六代藩主による「菊水の井戸」と題した謡曲も残っています。
水汲み場はきれいに整備されて、蛇口からポリタンクに汲むことができます。
毎日水を汲みに来られる方が絶えません。
多い方はポリタンクやペットボトルを何本も車に積んで行かれます。
歌碑には「汲む人の よはひもさそな 長月や 長良の川の菊のした水」と彫られています。
この水を飲むと長生きするという意味が記されているようです。
釣瓶が新しくなりました。
でも井戸には蓋がされてますので、お水は ⇒ の蛇口からお汲みください。
蓋を上げてください。
お水はこちらの蛇口から出ます。
「菊水の井戸」・長良東谷公会堂25周年記念行事 2013年5月
総社三名水のひとつ「菊水の井戸」の建屋建設と長良東谷公会堂の25周年を祝い記念式典が同公会堂で開かれ、地域住民約70人が集まりお祝いしました。
総社市長良にある「菊水の井戸」。上林にある「松井の井戸」と金井戸にある「臼井の井戸」と並ぶ総社三名水です。
記念式典では、長年、井戸周辺の掃除などを行ってきた前田萬壽夫さんに片岡聡一市長から感謝状が贈られました。
それを受け前田さんは、「井戸は長良の宝。これからも井戸を大切に育てていってほしい」と挨拶しました。
「菊水の井戸」の現在の建屋は、平成元年5月5日に落成。落成から今年3月まで、前田さんが井戸周辺の掃除などを行ってきました。
現在は、地元、長良東谷町内会が整備をしていて、休日には県外からも水を汲みに訪れる人がいるほどの人気です。
http://tv.kct.jp/program/detail.php?id=10162